入選者の声

このたび第63回品質月間では、前回に引き続き品質標語入選者の方々に、入選にあたっての喜びの声や感想などを聞かせていただきました。現場で働く方をはじめ、ものづくりに携わった方々のものづくりに対する思いや熱意が喜びの声として表れておりますので、是非ご覧ください。 入選者の皆さま、おめでとうございます。

品質は時代を繋ぐ 今も過去も、そして未来も

上岡 京史さん
この度は選考いただき誠にありがとうございます。
今回のテーマである「今こそ実践 新たな社会のクオリティ」を聞いた際に、一番初めに思い付いたものがこの標語です。新たな社会の品質っていうものは、今までの改良の努力が結びついた結果です。また、その次の新しい社会の品質というのも、それまで(今から見れば未来も含む)の改良の努力が結びついたものです。私はこれからの社会に大きな夢と期待をよせています。これからの社会が良いものとなりますことを心よりお祈り申し上げます。"

古い殻を突き破れ 見える新たなクオリティ

館 典生さん
山九株式会社 プラント事業部 重量機工部 重量品事業所 東日本グループ
思わぬ入選に驚いております。とてもうれしいです。
近頃はあらゆる面で職場や社会の環境が激しく変化しているのを感じております。
世界に誇る日本の昔ながらの技術技能を次世代へ伝承しつつ、新しい技術技能にも柔軟に取り組んでいくことが重要だと思い、この標語に託しました。

見逃すな 小さな変化は リスクサイン

細川 規孝さん
キヤノン・コンポーネンツ㈱ IJC製造第二課
この度はご選考いただきありがとうございました。
今回の標語には私の25年間の製造職場での経験と思いが込められています。
日々の生産の中で装置や製品から出るリスクサインをしっかり捉えられるように常に意識し、業務を行っています。
今後も小さな変化を見逃さず「安心・安全・満足」な製品をお届けする所存です。

今だからみんなで挑む 新たな品質と確かな未来

堀 卓さん
この度は思いがけず入選のご連絡を頂き、驚くとともに感謝しております。
標語「今だからみんなで挑む 新たな品質と確かな未来」には、長引くコロナ禍、また国際情勢の不安定な「今だから」こそ、「新たな社会のクオリティ」をつくり出す挑戦が欠かせない、そんな想いを込めました。
この標語が「品質意識の高揚」の一助となり、結果として日本の「確かな未来」にほんの少しでもつながれば幸いです。

新たな視点と変わらぬ基本 信頼を勝ちとる品質管理

栁谷 久美子さん
株式会社 繁富工務店 総務部
この度の入選、大変光栄に存じます。
新たな社会のクオリティの実践にあたりDX化が日々進化するなか、ツールとして使う人間が常に新たな視点を持たなければならないこと。但し、ツールに囚われて物事の基本を忘れてはならないことが大事と思います。
現代の便利さを正確に使った結果は、クオリティの維持そして向上にかなうものであるはずですが、繰り返しで良しとせずに常に改善された結果を求めて業務に取り組むことが、自分が出来る品質管理のひとつであると思います。単なる努力に留まらず、信頼を勝ちとる気概を持ちたいと願いを込め今回の標語を作りました。
選考を頂きまして誠にありがとうございました。